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22光年先にあるもの  いたら見えてるんじゃない? [科学]

地球型惑星が見つかったという話題の、続きです。

どうやら水がある可能性、がありそうな惑星が

3つ見つかったと。


こんな話を聞いたら、二言目には「SFが」とか言い出すねむねこなら、

宇宙人がとかUFOがとか言い出すんじゃないか、そう思っておられました?


ですがね。とある高名なSF作家はインタビューでUFOについて聞かれ、

「わたしは、宇宙人やUFOの存在など信じていないし、そんなものを信じる人は、

頭がおかしいとさえ思う。」(←ねむねこの意見じゃないですからね!汗)

と答え、インタビュアーに

「何故です? あなたの書かれる小説には、そうしたものがたくさん出てくるのに?」と

重ねて問われ、

「では伺いますが、童話作家が、ものを言うウサギとか、ずる賢いオオカミとかが、

本当にいると思っている、とお考えですか?」と

返したそうです。


…念のため蛇足を足しておきます。「ポケモン」のスタッフが、「ピカチュウ」が実在するなどと、

考えているわけないですよね? やなせたかし氏に「アンパンマンは実在すると思いますか」

と聞く人はいないでしょう。…UFO、宇宙人も同じ事です。



自分も、いたらなと思わなくはないですが、実際には厳しいかもなと。


と言うか、宇宙の広さから言えば、どこかにいる可能性はあるかもしれません。

ですが、会えるほど近くに来られるかどうか。

例えば、銀河系の…太陽系は、銀河系の中では、かなり端っこの方にいます。

銀河系の反対の端にい たら? 光の速度に近い宇宙船をもってしても、

10万年以上かかるのです。 銀河系外となればなおのこと。

たとえ文明をもつ星がいたとしても、今現在はまだ石器時代かもしれません。

それどころか、まだ恐竜や、もっと前の時代などかも知れない。



仮に、百歩譲って、この22光年先の惑星に、知的生命がいたとしても、

光の速度に近い宇宙船を持つ時期が、我々の文明と重なるかどうかは

全く分からないわけです。


他方、宇宙からの電波を受信する試みも、ずっと続いていますが、

知的生命体が発したらしきものは、今だ捉えられていないのが現実。


あれこれ考えあわせると、やはり夢は夢なのかな、と思うのでした。


第一、この発見をした科学者たちも、あくまで可能性以前の可能性として、

地球に条件の近い惑星がどれくらいあるか、あるとすればどのくらいの距離に、

というデータを集め、そこから可能性を数値的に割り出すこと、くらいが

目的だとも言います。


夢を、見ていないわけではないでしょうが、実証的データの積み重ね、

その先にあるか、それともないか、それを日々探求しつづけているので、

一足飛びに夢を語れる、とは限らないのです。



22光年先にあるもの。 …1光年って何日? いやそれ間違いだから!  [科学]

22光年先に発見されたものがあります。

光年って言葉をご存知でしょうか?

「年月の単位」じゃないですからね!(^^) 「距離」の単位です。

簡単に言うと「光が一年間に進む距離」です。


それってどのくらい遠いわけ? ですよね。

光が進む速度? いわゆる「光速」ってやつですね。これはまず、どのくらいなのか。

秒速30万kmと言われています。

30万キロメートル? 全然実感がわきませんね? 理由は、この距離が実は

「1秒で」 「地球を7周半」 する距離だからです。1秒ですよ? 光はそれほど速いのです。
 

たとえばちなみに、日本列島全体の長さが、だいたい3000kmです。

その100倍。 

一秒で、日本列島を端から端まで、50回往復できるというもうね(^^;)

何が何だか分からないその速度に、さらに一年をかけるという。

つまり、

60秒×60分×24時間×365×光速

もうざっくり言っちゃうと、だいたい約9兆4600億km。これが、「1光年」。


…数字の羅列はやめます(^^) 9兆kmなんて理解不能。そして、それ✕22とかもうね。


…何故そんな遠くの話をしているかというと、例えば、銀河系と一口に言いますが、

その銀河の直径はだいたい、10万光年と言われています。


光の速度で10万年。その銀河が、お互いに、近くて10数万光年、

遠いと数十万光年の距離をおいて、散らばっているのが、宇宙。


…こういう単位で考えると、光の速度で22年なんて、お隣ですね?


そこにあるのは。 一応、水がありそうな惑星が、やっと3つほど見つかったという話です。


…宇宙人が、地球に来るとか、さすがにリアルさが遠のきません?


……そうでもない、という人には、次にもういっかい話をしましょう(^^)



アンジーの英断? の向こうに [科学]


有名なモデル、女優である「アンジー」こと「アンジェリーナ・ジョリー」の、

乳房切除が、映画ファンのみならず、世界中に波紋を広げています。


一つの問題は、彼女が「癌に罹った」わけではなく、「その可能性が高いと診断された」

ことが理由だということ。


これは「英断」と呼ぶべきなのか。


プロフィールを当たれば分かることですが、彼女は結構極端から極端に走る感の

ある性格のようです。


可能性が高いとは言うものの、実際に罹患したわけではないのですよね。

そして、そのための予防手段として、乳房切除というのがどこまで

適切だったのかという疑問も残ります。


さらなる影響も懸念されるのです。


出生前診断、がすでに一般化しつつあります。


…例えばの話ですが、日本には今、両上肢、下肢が欠損で生まれてきたにも関わらず、

著名人として名を成している人がおられますね? 先日は、イタリア料理店との

いざこざで妙な騒ぎになりましたが。


もしあの方が、出生前診断で、手足の欠損が想定されると診断されたら。


…ちなみに断っておきますが、ねむねこRは、個人的にその方に、

いかなる感情も持っておりません。プラスマイナス様々な世評を、全て

ありうることと見て客観的に見つめているだけです。


パラリンピックの記憶が未だ新しい方もおられるでしょう。

あれらの方々がもし、出生前診断で、障害が事前に予知できていたら。


生まない、と言う判断が、果たして正しいものなのでしょうか?



障害を、予め除去するといえば聞こえはいいですが。

簡単に結論の出る問題ではないと思います。が。


物凄く大きなナタで、切り捨てを行なっているのではないかとの懸念は、

捨てきれないのですけどね。



またいつか取り上げるかと思う問題、です。



パズルアンド…。 恐竜三つのクエスチョン [科学]

この夏も、 いくつかの恐竜イベントがあるようですね。

ある種のオトコのコには、恐竜というのは魔力的な魅力があるようです。

そして、かなりの高確率で、恐竜好きは、怪獣好きでもあります。


…お前のことだろうって?はい。(^^)


そこで、恐竜についてのクイズを二題。

1.恐竜は、爬虫類の一種です。では、トカゲやワニと、恐竜の、

  一番の違いは、一言で言うと何でしょう?


2.実は、今も恐竜の子孫といえる生き物が、地球上に生き残っています。

  それは次のどれでしょう?

  A.イグアナ B.ニワトリ C.ネッシー


恐竜は、この地球の陸生の動物の中では、最も栄えたものの一種です。

地球史上、陸生動物最大サイズは、スーパーサウルスの全長30mと言われています。

その反映の一つの理由としてあげられるのが、爬虫類唯一の「直立歩行」です。

現生の爬虫類、トカゲ、ワニ、イグアナなどは全て、体に対して足が「ガニ股」状に

生えています。しかし恐竜は、例えば馬、ニワトリなどのように、体に対して

足が真っ直ぐ下にのびています。エネルギー効率よく歩けるこの進化が、

恐竜を、当時の地球の王者にのし上げた一つの理由です。


クイズ①の答えは「直立歩行」です(^^)


ヘビ、ワニ、を食べる料理がありますね。ねむねこRも残念ながらまだ、

食べてはいません。が、食べた人の共通する感想として、「鶏肉に似た味」という

言葉がよく聞かれます。


じつは、遺伝子的に、進化論的に言えば、それは当然とも言えるのです。

鳥類が、恐竜類の一種から進化発展したことは、現在ではほぼ確実と言われています。

遺伝子学的にもそう言えるそうですが、近年特に、中国で主に掘り出される、

小型恐竜の化石は、羽毛まで生えて、もうほとんど鳥と見分けがつかないものが

数知れず出て来ています。映画「ジュラシック・パーク」で、最も凶悪な恐竜として

登場する「ラプター」も、シリーズが進むにつれ、羽毛らしきものをまとうように

なってきたりしています。


当然、クイズ②の答えは、B.ニワトリ でした。


そして、答えの出ない第三問。


何故、世界中の神話や伝説で、強大な敵、または畏怖すべき存在として、

「龍」「ドラゴン」がテーマになるのでしょうか? 


…極めて非科学的な答えが、存在します。

遺伝子は、記憶を子孫に伝えるとは、現状考えられていませんから。


しかしあえて言います。

恐竜が、地上の覇者であった頃、人類の祖先である、哺乳類のさらに祖先は、

すでに地上にいました。しかし、あまりにちっぽけな、ネズミかリスくらいのサイズ。

ほとんど、小型恐竜のエサのようだった、ご先祖様達。

彼らにとって、恐竜はどれほど恐ろしく、強大な敵だったでしょうか。

その記憶が、遠く遺伝子を伝わって、現在の人間たちにまで

恐竜、龍、ドラゴンを恐れる心となって、伝わっているのです…。


信じるか信じないかはあなた次第。



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