SSブログ

太陽と水だけでできるエネルギー、人工光合成  SFは、すぐそこに? その1  [科学技術]

スポンサードリンク




こないだ、某国営放送の特集番組を見ました。

「人工光合成」についてでした。

光合成は、ごぞんじですよね? 植物が、太陽光と、水と、二酸化炭素で、

自らの身体を成長させるエネルギーや、有機物を作り出すことです。


これを人工的に実用化できたら? …究極のクリーンエネルギーが実現しますね。


かつて、SFの中で夢と考えられていた技術が、次々現実化する昨今ですが、

これはかなり予想外でした。と言うか、知るかぎりで、SFでこのアイディアを

本格的に作品に取り込んだ例すら、思いつきません。


想像力をさえ超える現実の科学。


しかも、その端緒をつかんだ日本研究グループは、その分野のトップ。

それでも、他国の猛烈な追撃を受けつつ疾走中という。


ねむねこは、科学が夢を語る、SFというジャンルが大好きです。

が、最近とみに、そういう夢が、現実にすごい勢いで追いつかれ、

ともすれば追い抜かれるこの今を、楽しいとも恐ろしいとも思いつつ、

息を呑む思いで見つめている時があります。


例えば、二足歩行ロボット。ほんのひと昔、ふた昔前には、

「二足歩行の安定的な制御はあまりにも困難」とか、本気で言われていたんですが。


もうあまりに古過ぎる過去のように見えます。


加速する技術、集積され情報量が激増する時代にあっては、

ヘタをすれば「三年ひと昔」とも言われます。



それにしても、太陽光と水と二酸化炭素だけで、エネルギー物質が出来れば、

まさに夢その物ですが、すでに微量ながらメタンが生成されているとのこと。


メタンなら燃料になる! 


SFが夢見た未来は、もうそこにあるのでしょうか。




スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 1

トライボシステム展望

 現在の機械構造材料の最大のネックは摺動面。
いくら機械的特性(材料強度・硬さ)が高くても、材料というものは摩擦に弱い。
そのため潤滑油が存在する。しかしながら、それでも弱いので
コーティングをする。
しかし、日立金属が開発した自己潤滑性特殊鋼SLD-MAGICは
コーティングレスで摩擦に強いことが特徴。そのメカニズムは
潤滑油と鉄鋼材料が相互作用を起こし、グラファイト層間化合物(GIC)
という高性能な潤滑物質を作るためであることが、日立金属技報
2017で公表された(炭素結晶の競合モデル(CCSCモデル))。
 これにより機械部品の設計は小型化され、摩擦損失と軽量化の同時
解決が見込まれ、低フリクションによる自動車の燃費向上に大いに寄与することが期待
されている。
by トライボシステム展望 (2017-03-12 18:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。